車椅子で伊勢崎市議会議員の高橋のぶたかです。
【インクルーシブなぐんまを目指して】 in 高崎市総合保健センター大会議室(2階)
2025年2月22日㈯
大盛況でした。130人が貴重な機会となったのと、この130人が中心となってインクルーシブな群馬を作っていく仲間だと、高橋が勝手に思っています笑
12:30 開会・挨拶

山田泰子インクルーシブぐんま共同代表/CIL上州プロジェクトによる開会。
佐藤聡DPI日本会議事務局長とふたりが司会進行でして。

津久井治男群馬県副知事のご挨拶

石原正人高崎市福祉部長のご挨拶

松本基志インクルーシブぐんま顧問団長/群馬県議会議員のご挨拶

笹川 博義自由民主党衆議院議員/障害者権利条約推進議員連盟事務局長のご挨拶

大島 宏之キリン福祉財団 参与・事業部長のご挨拶
13:00 記念講演

「インクルーシブな社会を目指してー障害者政策の動き」 平野 みどりDPI日本会議議長、内閣府障害者政策委員会委員
海外との比較やご自身の経験を通してのわが国の障害者施策の動きの説明は、大変参考になりました。
13:50 行政報告

「障害者に対する偏見や差別のない共生社会の実現に向けて」 古屋 勝史 内閣府 政策統括官(共生・共助担当)付参事官(障害者施策担当)
内閣府の障害者施策の課長クラスに当たる古屋様の障害者施策への想いと取組みには、驚かされました。
千葉県庁時代、障害者差別解消条例つくりにも関わったこと、冒頭の手話の挨拶も長くされていました。
共生社会実現に向けて、内閣府が強く勧めようとしているので、地域でも進めやすいことを確認しました。
14:10-14:20 休憩
14:20 シンポジウム
[インクルーシブ教育をぐんまで盛り上げるぞ]
シンポジスト:
増田 眞次(玉村町立上陽小学校 校長)
三輪 和寛(玉村町立上陽小学校 教務主任)
「群馬県インクルーシブ教育モデル事業の現場からの報告」
鈴木 敦子(群馬県議会議員、インクルーシブぐんま)
「大阪・豊中訪問報告」
高橋 宜隆(伊勢崎市議会議員、インクルーシブぐんま)
「群馬のインクルーシブ教育、可能性と課題」
指定発言 鍛冶 克哉(メインストリーム協会) 「大阪・豊中の学校で育ちました」
コメンテーター :平野 みどり
コーディネーター:崔 栄繁(DPI日本会議議長補佐、インクルーシブぐんま)

おそらく日本で最もインクルーシブ教育を長く、しっかりと実践している豊中市で育った鍛冶氏。
群馬県インクルーシブ教育モデル校玉村町立上陽小学校の校長と教務主任。
鈴木県議と高橋のインクルーシブ教育に関心の高い議員というメンバーは、バランスが取れていたと思います。
シンポジウムで高橋が以下の報告を行ないましたので、下にスライドの写真を添付しておきます。
・東京都中央区立有馬小学校視察2025.1.21
・豊中市教育委員会視察2025.1.22
・豊中市立南桜塚小学校視察2025.1.23
・特定非営利活動法人メインストリーム協会視察2025.1.22
・大阪鉄道のバリアフリー状況2025.1.22
「豊中モデル」と言われるほど50年前から、障害やあらゆる原因に限らず、地域の子が同じ教室で学ぶ「ともに学び ともに育つ」教育を実践している豊中市の小学校2校(克明小学校・南桜塚小学校)を視察しましたが、本当に当たり前のように肢体や知的・発達の障害種別の子も、普通教室でみんなと一緒に学ぶ養子を観て、やはりこれが当たり前と感じました。
この当たり前のために、カリキュラムを一部削るとか、宿題やテストを減らすなど全くやっていなく、教室型で全国の小学校と同じシステムで行なわれていたことも確認でき、正直驚きました。
豊中で育った車椅子の鍛冶さんと東京大学の大学生が、以前、世界で最もインクルーシブ教育が進んでいると言われるイタリアに1週間行き、学校の様子を見てきたそうです。
ふたりとも、「豊中とあまり差がなかった」とおっしゃっていました。
世界の最先端のインクルーシブ教育を、ついイタリアや北欧、アメリカに求めてしまいがちですが、実は、我々の足元の豊中にあるものなのですね。国内ですと、文化や風習も似てるから参考にしやすいです。
興味のある方は、ぜひ、豊中に行って、観て頂きたいです。
16:00 閉会
なお、若手として、群馬県立の新田暁高校4名が、ボランティアをしていただき、吾妻中央高校1年生36名・教員2名も参加してくださったこと。
大変有り難いし、今回の学びが若い人たちの今後に、どれだけ影響するのか楽しみです。
インクルーシブぐんまは、法人化を目指しています。
そして、2026年は、障害者差別解消法施行から10年ですので、またパレードを行ないたいです。
スタッフで終了後の記念写真を撮りました。
インクルーシブぐんまが、始めてイベントを開催したのが、2017年2月18日で、同じ高崎市総合保健センター大会議室(2階)でした。
今回、集まった130名、スタッフのみんなは、高橋の一生の宝物です。
「最初の分離は、一生の分離」と言います。
みんなで、インクルーシブなぐんまを一緒に作っていきましょう!
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