「伊勢崎駅前のトイレが荒らされている」という市民からの連絡

車椅子で伊勢崎市議会議員の高橋のぶたかです。

「伊勢崎駅前のトイレが荒らされている」と市民の方から、朝に連絡を頂き、画像まで頂きました。

すぐに、高橋も行き、画像と映像を撮りました。

令和6年（2024年）12月5日㈭AM8:30

担当部署である伊勢崎市清掃リサイクルセンター21にも報告しました。

毎日、清掃業務に入っているとのことで、午後にはキレイになっていました。画像は男子トイレですが、担当部署に確認しましたら、女子トイレも荒らされていたそうです。

最近の伊勢崎駅は、いたずらなどでの公共物の荒らされが増え、夜になるとマナーの悪い人たちのタムロする姿が増えてきました。

高橋は、車の運転ができないので電車をよく利用しますが、前橋駅・高崎駅・桐生駅の夜と比較しても伊勢崎駅のゴミの散乱や雰囲気の悪さは、大きく差があります。

同時刻の朝8：30の伊勢崎駅前の丸いベンチの下にも、大きなゴミが捨ててありました。

伊勢崎駅自由通路内の長ベンチ下にも大きなゴミがありました。

伊勢崎駅は、1日1万人の人が利用します。

ちなみに、スマークの平日も1日に1万人が来場します。

伊勢崎駅のゴミの散乱の多さ、風紀の悪さの原因のひとつは、広い空間に人がいない、いわゆる「閑散」としていることだと思います。

人が滞在すると、ある意味監視員がいるのと同じになります。

車が運転できず、まちなかに住んでいる高橋個人の考えですが、できる対策として

1. 伊勢崎駅自由通路内に丸テーブル＆椅子セットを6組くらい置く。

ちょっと一息つくとか、電車の乗り換え待ちの学習スペースなどのニーズがあり、滞在時間効果が期待できます。

2. 伊勢崎駅前インフォメーションセンターを一般の人に、もっと利用しやすくする。

営業中は、センター前の屋外に、パラソル付きテーブル＆椅子セット4組くらい置くなどして、センター内に気軽に入り込める雰囲気をつくるとか、名称も変えた方がいいです。

3. 伊勢崎駅南側芝生広場の真ん中にある通路に、イベント時にキッチンカーが出店しているが、信頼の置けるキッチンカーを登録制にして、事前申請なしで、いつでも出店できるようにする。

4. 自由通路内、駅北、駅南の幅員の広い通路の一部を小規模の出店が出店できるようにする。

5. 飲食店などの出店を支援する。

創業補助金に加算を付けるのもひとつの方法です。

6. 若者の居場所や発散できる場所を増やす。

高齢者の居場所に比べて、若い人の居場所が少ない状況にあります。

伊勢崎駅周辺に限らず、市全域を見直す必要があると感じています。その時、今の若い人から意見を聴くことが大切です。

7. 駅周辺土地区画整理事業を加速させ、早期完成させる。

利益が出る見込みがなければ、事業者の出店の期待は少ないままです。駅周辺土地区画整理事業を加速させて、1日も早く道路を完成させ、出店しやすくすることが大切で、市として、重要政策です。

8. 警察に巡回を強化して頂く。

人手不足の中、十分やってもらっていますが、群馬県内トップクラスの刑法犯の伊勢崎に、警察の人員を増やして頂く。

いずれにしろ、伊勢崎市の顔である伊勢崎駅が、朝から、このような状況だと、切なくなりますね。

公共の空間は、みんなで利用するところですし、みんなの税金でつくられ、維持管理されていますから、マナーは守ってもらいたいです。

同時に、このような環境のまちにしてしまったことに、市議会議員として、伊勢崎市に住む大人として申し訳ない気持ちでいっぱいです。

これらの事象は、裏を返せば、若い人が発散する場所や自分たちの居場所がないという訴えとも、取ることができます。

誰しも、若い頃、横道にそれたくなることもあるのも現実です。周りの人に迷惑があまりかからない場所的なものがあり、ある程度許容される雰囲気みたいなところもあってもいいのかもしれませんね。

それらも合わせて、総合的に改善できるように努力していきたいと思います。

良いことも、課題も、市民の方と行政、事業者などの1人でも多くの人とで共有して、共に悩み、共に考え、共に推進していくことが、今の多様な価値観の多い時代、特に大切になってきています。

今回、高橋に教えてくださった市民の方に感謝します。