車椅子で伊勢崎市議会議員の高橋のぶたかです。
伊勢崎市で「タクシー活用事業」が2024年11月1日から始まりました。
高齢化が進み、車社会の伊勢崎市において毎年住民アンケートNo.1の要望は、公共交通を何とかして欲しいです。
その要望に応えるべく、コミュニティバスあおぞらの他に、タクシー活用事業が始まりました。
詳しくは、市のWebページをご覧ください。
https://www.city.isesaki.lg.jp/soshiki/tokeibu/kotsu/seisaku/taxikatsuyozigyo/20295.html
大変良い取り組みですし、応援していきたいです。
しかし、一点だけ、問題があります。
利用できる人に格差のある制度になっています。
高齢者には利用しやすいですが、障害者には利用しにくくなっています。
高橋は、2024年9月議会の一般質問で、障害者にも利用しやすくするように訴えました。
(注意)にある条件が厳しすぎることを指摘しました。
介護タクシーも利用できるように提案しました。
この条件緩和と介護タクシー利用拡充は、全国的に広がっていますし、本当に必要な交通弱者が支援を受けれるようにしていかなければなりません。
高齢化と免許返納者の増加によりご高齢の交通弱者が注目されてきました。
しかし、冷静に考えてください。
障害者は、ずーっと昔から交通弱者のままです。それも重度の交通弱者です。弱者過ぎて、一般的に気にかけられない麻痺状態となっています。
今までは、障害があるから移動が大変なのは仕方ないという『障害の個人モデル』の考え方でした。
現代では、障害のある人も移動が他の人と同じようにできないことが障害であるという『障害の社会モデル』の考え方が一般的です。
伊勢崎市の交通政策における福祉的観点は、県内トップレベルだと今まで胸を張って言えていました。
伊勢崎市には、ぜひ頑張ってもらいたいです。
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