車椅子で伊勢崎市議会議員の高橋のぶたかです。
令和6年4月1日から6日までの4泊6日で、アメリカのロサンゼルスに家族で旅行してきました。
なお、市議会議員としての公費での視察ではありません。
全額自費での家族旅行ですが、皆さんと少しでも共有して、参考になれたらという趣旨で報告を書きます。
カリフォルニア州アナハイム市にあるディズニーランド発祥の地(1955年から)であるディズニーランド・パークへ行ってきました。
車椅子ユーザーの私だと、日本のディズニーランドで乗れる乗り物が少なく、バリアフリーが進んでいるアメリカのディズニーランドなら、絶叫系も乗れるという噂があり、大きな期待を込めて向かいました。
結果は・・・、日本と大きくは変わりませんでした(残念)。
ジェットコースターなど、自力で車椅子から座席に乗り移りができれば乗れるとのことで、私には無理でした。
せっかくなので、無難な「ジャングルクルーズ」という船に車椅子ごと乗れるアトラクションに乗りましたが、意外と楽しかったです。
日本と変わらず絶叫系に乗れないので、他の大人しいアトラクションにはあまり興味がなく、ウオッチングを少ししました。
【感想】
1. 様々な人種の人がいるので多様性が当たり前。もはや多様性とか、障害者とか、特別な意識をしていない感じです。いい意味でも、その逆の意味でも。
2. 車椅子系が多い。(ベビーカーが多いのはもちろんですが)車椅子利用者が非常に多かったです。身体障害者や身体と知的の重複障害の方とそのご家族など多く、日本と比べものにならないくらいでした。
そして、それ以上に、シニアカーのような電動カート(園内でレンタルしているようです)を利用している人が多く、そのほとんどが肥満な人でした。
障害者より、肥満な人の電動カート利用の方が多かったのには驚きました。
ジャンクフードと糖分控えめなど一切考えていないお菓子の文化なため、肥満率は日本と比べものにならないでしょうね。
3. 平日にも関わらず、ディズニーという夢の国を愛するファミリーが多い。メジャーリーグファン層と明らかに違う来場者たちって感じでした。ここは、日米同じですね。
【まとめ】
帰国してから分かったのですが、東京のジャングルクルーズは、車椅子のまま乗れないようです。
日米の比較をしていないので、どちらがバリアフリー度が高いのか分かりませんが、様々な人がいて、車椅子の人も多く、特別視されないため、自分が障害者だということを忘れさせてくれる雰囲気なのは、居心地がよかったです。
一方、コミュニケーションができないことは大きく、その意味では、言葉が通じる日本のディズニーランドの方が個人的には楽しめるのかなと感じました。
バリアフリーも文化も、日本とアメリカのどちらがいいとは、単純に決められないことが分かりました。それぞれ一長一短あることが、分かったことが大きかったです。
とても寒い日でしたが、若者とタフそうな外国人は、薄着でした笑
ちなみに、駐車場からディズニーランド入口までの連絡車も、もちろん車椅子のまま乗れました。
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