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障害者となって初の海外旅行①フライト編

車椅子で伊勢崎市議会議員の高橋のぶたかです。

 

令和6年4月1日から6日までの4泊6日で、アメリカのロサンゼルスに家族で旅行してきました。

海外での外泊は、障害を負ってから始めてで不安もありますが、家族で時間が取れたことで、思いきって決断しました。

旅行を楽しみながら、バリアフリー状況や人権、経済、格差などアメリカの一部だけでも感じてくることができました。今後の活動にも活かせていきたいと思います。

 

英語ができる長女と少しできる次女が色々やってくれたので行けました。

 

ロサンゼルスにしたのは、関東と緯度が変わらず、西海岸側で飛行時間も比較的短いということからです。

それでも、羽田空港→ロサンゼルス国際空港10時間、ロサンゼルス国際空港→羽田空港12時間かかり、飛行機の座席に長時間座ることで感覚のない臀部や脚に褥瘡など作らないか不安でした。

幸い、座席の両脇の手すりでプッシュアップ(臀部を浮かせて除圧する行為)ができたのと、脊髄損傷の先輩である細野さんが除圧マットを事前に貸してくれたのと、隣で妻のサポートのおかげで何とかなりました。

それでも、初めての長時間フライト後の次の日は体調を崩し1日ベッドで横になっていました。

細野さんが貸してくれた除圧マット
Gゼロクッション、オススメです。

https://item.rakuten.co.jp/copa/k0104000/

ANAを利用しましたが、飛行前の確認事項をモニターにて説明がありましたが、手話通訳が付いていました。世の中の理解も進んできていますね。

ロサンゼルス国際空港では、自分の車椅子から飛行機までの通路用車椅子(写真左)に乗り換えます。

さらに、飛行機内座席間を通れるコンパクトな車椅子(写真右)に乗り換えます。

乗り換え2回と多いです。

羽田空港ANAの場合、自分の車椅子から飛行機までの通路用車椅子(写真右)に乗り換えます。

さらに、飛行機内座席間を通れるように、大きい車輪が取れるため乗り移りが不要です。

乗り換え1回と少ないし、言葉が通じるからでしょうか、日本人のスタッフの方が細かい所まで気にしてくれて丁寧なサポートのため安心感がありました。

胸から下が感覚がない頚随損傷完全麻痺の私が、10時間以上飛行機の座席に座り続けると、褥瘡になる、エコミー症候群になる恐れがあり不安でしたが、大丈夫だったので安心しました。

私の状態をよく知っている妻と子供たちのサポートがあったからこそで、感謝しています。

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コメント: 2
  • #1

    細野直久 (木曜日, 11 4月 2024 19:55)

    お役に立てたようで良かったです(笑)
    やっぱりあると便利です。

  • #2

    高橋 のぶたか (木曜日, 11 4月 2024 21:38)

    細野さん、おかげで大事に至りませんでした。
    帰国して、早速私もGゼロクッションを購入しました。
    ありがとうございました。