車椅子で伊勢崎市議会議員の高橋のぶたかです。
令和6年3月5日、群馬県の公立高校の合格発表の日でした。
15才の三女、成美も第一希望の高校に合格し、大喜びの1日でした。
本当に良く頑張ったと思い、今までのことを思い返すと、つい涙が出てしまいます。
成美が1才の時に、私は障害を負い車椅子ユーザーとなりました。
彼女の記憶には、歩けなく車椅子のパパが当たり前だと思います。
私も、障害を負った後の数年間は、生きる目的を失い、社会の邪魔者ではと自問し、命を絶とうと思うことが多々ありました。
そのような毎日に、長女は小学生、次女は幼稚園生ということもあり、1才の三女は常に私と一緒にいました。
気持ちが落ち込む時も多かったですけど、無邪気で純粋な笑顔の三女と共にいることで、どれほど救われたかことか。
自殺しなかったのは、三女がいたからと言っても過言ではありません。
そして、みんなの支えにより、私も数年後には少しずつ前を向けるようになってきたころ、三女も保育園に行く時期になり、私が保育園の送迎をしました。
障害を負って、初めての私の仕事(人の役に立つ事)が送迎でした。
送迎途中で、地域の人に会う度に笑顔で挨拶を交わし、それが私にとっての自信となっていきました。
三女が、入学する頃には、私も障害を負う前のように自営業を始め、障害者運動にも関わりはじめたころでもありました。
そして、三女が小学生中学年のころ、私は選挙に立候補して、伊勢崎市議会議員にならせていただいたころでもありました。
三女が、高校に合格した現在では、私も市議会議員として6年が経ち、多くの意見が市政に反映していただいております。
子供が成長していくのは、嬉しくもあり、悲しくもあります。
しかし、時代は常に変化しています。
三女と共に私も成長していけるように頑張っていきます。
親子共々、皆様今後とも宜しくお願い致します。
三女が、伊勢崎市立第三中学生時代に吹奏楽部で合唱コンクールにて全国大会出場したことから伊勢崎フリモ様の表紙に大きく取り上げていただいたものです。
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