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障害者関連のみの質問にまとめたのは仲間と絶好の時期だから

車椅子で伊勢崎市議会議員の高橋のぶたかです。

 

伊勢崎市議会の一般質問は、半年に1度市長・教育長・市の幹部に直接問答ができるのは40分間のみ。公の場で首長に直接質問でき、議事録にも残り公開され続ける最も重要な場のひとつです。

障害のある議員として、市議を6年間してきましたが、その一般質問で障害者関係のみで行ったのは初めてです。それは、障害児者仲間からの声が膨大に蓄積されてきたからと絶好の時期だからです。

 

その障害児者関連でまとめた高橋の一般質問において、伊勢崎市はほぼ全て前向きな回答でした。

前向きな回答が得られたのは、高橋が障害当事者で障害者施策に力を入れていることもありますが、声を上げてくれている障害児者団体がいることが大きいです。

 

日本は障害者施策に、ここ7年ほど前から急速に力を入れている肌感覚です(障害当事者として。ただし、知的や精神、発達などの見えにくい障害に対しては、まだまだとも感じています)。

さらに、来年2024年4月より障害者差別解消法の合理的配慮が、民間事業者(企業・個人事業主・ボランティア団体等)が義務化されます。

東京2020オリンピックパラリンピックのスローガンは「ダイバーシティ&インクルージョン」でした。

 

障害は、4つ(物理的・制度的・文化情報・意識上)に大別されると言われています。

さらに、障害は、個人でなく、社会にあるという考え方にやっと日本も変わり始めてきました。

[障害の個人モデル]→[障害の社会モデル]

ゆえに、「障害者への理解」だけでなく、「障害への理解」にも力を入れていくように進めていきたいと思います。

 

障害児者(身体障害・知的障害・精神障害・発達障害)への日常生活と社会参加の推進は、ここ数年が特に進めることができると感じています。特に見えにくい障害に関してもっと社会的にクローズアップされるべきす。
みんなでぜひ進めていきましょう。

障害者週間(12/3~12/9)のため、イエロリボンを着用して一般質問に登壇しました。

【伊勢崎市議会一般質問 高橋の質問と市の回答の概要】

 

・2023年12月5日㈫AM11:00すぎから40分間弱

・伊勢崎市議会本会議場(伊勢崎市今泉町2丁目410議事堂)

 

1. 誰もが利用しやすいトイレ環境の整備促進について

⑴ ユニバーサルシートの設置状況及び拡充の考え 👉 できるところ進めていく

⑵ 多様な利用者に配慮した取組 👉 調査研究していく

⑶ バリアフリートイレ情報の見える化 👉 調査研究していく

 

2. インクルーシブ公園の導入について 👉 検討していく(実際には進めていくというニュアンスが強かった。)

  

3. 障害者差別解消法改正による民間事業者の合理的配慮の義務化について

⑴ 助成の考え 👉 物理的バリアフリー化の助成制度活用していただきたい。情報保障への助成検討していく

⑵ 今後の取組 👉 情報、意識上のバリア解消への取組も考えていく

 

12月中旬から録画配信されますので、ご覧ください↓

http://www.isesaki-city.stream.jfit.co.jp/

団体の方が傍聴に見えられるかもとお聴きしたので、一般質問の朝、急きょ青枠内の文章を涙を流しながら追加しました。団体の方が以前おっしゃっていたことです。

一生忘れませんし、障害当事者としてその辛さが痛いほど分かります。

 

 

 

 

障害者の先輩達のおかげで、今これだけ生きやすく暮らせています。次世代の仲間のために、残りの人生をかけて取り組みます。

皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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コメント: 2
  • #1

    けんもち (木曜日, 07 12月 2023 09:26)

    個人の議会報告会を開けるようならお邪魔したいです。

  • #2

    高橋のぶたか (木曜日, 07 12月 2023 12:24)

    けんもちさん、ありがとうございます。
    高橋個人の議会報告会を行えるようにしていきたいと思います。
    同時に座談会や個人的にお会いしての交流などにも力を入れていきたいと思います。
    よろしくお願いします。