群馬県には盲学校と聾学校が1校づつ前橋市内にあります。
そこに見学に行ってきました。
目的は、現在の日本の普通校、特別支援学級、特別支援学校と分ける分離教育とヨーロッパ等で取り組まれているインクルーシブ教育のどちらがいいのか。
どのような障害があっても地域のみんなと同じ教室でその子に適した人的サポートを受けながら学べる環境のインクルーシブ教育が最終目標であると個人的には思っています。
その目標に向かっていけるのかを知るためには現在の分離教育の現場を見ることで答えが見えてくると思い、本日は見学に行きました。
ちなみに、肢体不自由や知的や情緒不安定などの学級や学校は以前見学に行きました。
結論から申しますと、現在の日本では分離教育が適しているのかもしれません。重度な障害のある子を受け入れる物理的なバリアフリー化は可能であると思いますが、重度な障害のある子を受け入れる意識になっていないことが最大のバリアであると感じました。
しかし、教育に関わる多くの人が交流することにより差別や偏見が少なくなるということも認識しているのも現状にあります。
交流する機会を少しづつ増やし少しづつ意識を変えていく。そして環境やマンパワー、制度なども少しづつ変えていく方法が適しているのかもしれません。
私もそのような姿勢で当事者や教育関係者の皆さんとともに協力していけたらと感じました。
そして、それらの考え方も時代とともに柔軟に変化することも大切だと再確認しました。
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