車椅子ユーザーになって9年経ち、その間にオートレース場には数回ほどしか行っていませんでした。
今回、GⅠシルクカップ争奪戦でもあり、時間を作れたので久々に現地に行ってみました。
バリアフリーも確認してみようと思いました。
入場料は「無料」です。(昔は50円だか100円ほどかかっていました)
私は迫力あるオートレースを観戦することが1番の楽しみです。ギャンブルをしに行くという感覚は少ないです。
新聞も昔は3社ほどありましたが今はアオケイの1社のみ。
お客が減ったことが原因でしょう。お客の減少のきっかけは不景気が原因だったと認識していますが、現在は現地まで行かない風習が根付いてしまったことが原因になっているのではと売店のスタッフさんと話して感じました。
公営ギャンブルもギャンブルですから皆さん率先して行ってくださいとは申しませんが、少し寂しい気もしました。
私は500円でアオケイ新聞を購入しました。
場内は、基本的に段差は解消されています。
多くの方が見えやすいようにアスファルト部分も勾配がきつくなっていますので車椅子や足腰の不自由な方は少し大変かもしれません。
以前の改修工事で車椅子用の席も作られたようです。
春や秋の天候がいい時期はレースも間近で見られるここに来てみたいと思いました。
特設コーナーも設置されておりその他のファンサービスも昔と比べて充実しています。
準決勝日である13日に鉄馬縁日も行われるため準備がされていました。
現在では、イベントが行われ特設コーナーなども充実されている場内を見た感想として30年前を知っている私個人的見解としてギャンブル場のイメージが変化していると感じました。
今やオートレースはネット観戦できどこでも賭けることができるようになったためオートレース場に来なくてもよくなりました。
場内に来ないと楽しむことができないことのニーズが高まっていくのではと感じましたし、そのようなことで活性化されるのであれば応援していきたいと思います。
多目的トイレは、場内に2カ所。
1カ所は一般が利用できるところにありました。しかし車椅子が横づけできない、背もたれがないなど使いにくい仕様になっていました。
もう1カ所は、特別観覧席(通称、特観席)にありました。
こちらのほうが使いやすいと思います。
オートレース場は大きな施設ですが多目的トイレは2カ所のみで少ないのではと感じますが実際にはニーズも少ないのも現状なのでしょう。
お客様の声も上がってくると変わっていくのかと感じます。
特観席には車椅子用の席がありました。
一般の人はこの特観席に入場するのに1,000円かかりますが、車椅子の人はナント「無料」でした!
冷暖房も完備され、コーヒーなども無料ですから超おすすめです!
レース状況を高い位置より見れるため試走や展開をよく確認することができ、おすすめな場所です。
車券を購入するのに窓口が無人化されていたので、スタッフに相談したところ、指の動かない私が購入するときにサポートをしてくれました。
素晴らしい合理的配慮をありがとうございました。ちなみに私のような依頼は初めてだったそうです。
元々穴党の私ですので今回も少額ではありますが納税してきました(笑)
なにはともあれ、全国で会場は5カ所しかありません。
一度は観戦に行き、あの迫力を生で味わうことをおすすめします。
オートレースは、500mトラックを6周とスタートからの直線100mの3,100mを8人の選手が競い、わずか1分50秒で勝負が決せられます。
100mを3.4秒。直線は時速150km、コーナーは時速90km。600ccのバイク競争。ハンドルは傾き、三角タイヤ、鉄スリッパ、最近では女子レーサーもいます。
私も久々に生で観れて気分転換になりました。
選手やスタッフに感謝します。
今後とも、伊勢崎オートレースを皆様よろしくお願いいたします。
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